3Dプリンタでの造形は平らな物でもちゃんと温度条件やテーブルの清掃必須って実感。

3Dプリンター



3DプリンターBonsai Lab BS01+でクリップ(紙とかを挟むやつね)を
作ってみようと思い立ち、上の娘に絵を描いてもらった。

就活も終わり、卒論やれば卒業でノンビリペースになっていた娘なので
機嫌良くうちのワンコを描いてくれた。
・・・家中のあちこちに書いてあるわんこの絵だった・・・
お子ちゃまの絵みたいですが・・・

さて、この絵を元絵にしてどうしようかと悩みとりあえずスキャナで読み込んだ。
スキャナと言っても、高級なスキャナはとっくに廃却しているので
EPSON EPシリーズのマルチファンクションの速度も遅く画質もイマイチなやつ
なんだけどね。

ちょっとだけ、画像処理してこんな感じになった。

momoss

このままだと、使いづらいのでベクター化するためにイメージベクトライザーで
ベクトル化してきれいな画像にした。

[phg media=”mac-software” id=”789656124″][/phg]

それを、Affinity Designer で取り込んで一部修正した。

[phg media=”mac-software” id=”824171161″][/phg]

Affinity DesignerScreenSnapz001

っが、ここまでやって行き詰まった。
このベクトル画像をSVG化してCheetah3Dに読み込むと目や鼻が取り込まれない。
これじゃ元絵そのままを3Dデータに出来ない。

なので、一旦PDFで書き出してViaCAD Pro V9に取り込み下絵にしてペジェ曲線で
なぞってサーフェイスを作りソリッド化して無理矢理3D化した。

[phg media=”mac-software” id=”897537344″][/phg]

ムッチャ手間暇がかかって大変だった。
3D空間なのでペジェ曲線も3Dということで奥行き方向でゆがんだりして
修正がメンドーだった。
でも、とりあえずクリップなので3Dといいつつ平板なのでパパッと配置して
形状は完成した。

ViaCAD Pro PowerPack BetaScreenSnapz001

あとは、STLで書き出してSimplify3D3.0.2でスライスして造形。
テストで、Bonsai Lab BS01+につけていた黒色フィラメントで造形してみた。
昼飯を作る間造形していたんだけど・・・失敗。

原因は、数週間放置して掃除していなかったので造形テーブルに埃が堆積。
そして、気温が低いためテーブル状で造形物が反ってしまいグチャグチャ。

ng

造形テーブルを清掃してシリコン オフで脱脂をし、
温度設定も
ノズル温度:220℃ →240℃  造形テーブル温度:65℃ →80℃
に変更した。
ついでに地味な黒色から青色フィラメントに交換して再度造形。
今度はうまくいった!!

OK

ホントは表面を磨いたりすればきれいな完成品なんだけど
雨模様な日なのでやめた。
(室内でゴリゴリ磨いて遊べる場所がないのでウッドデッキでしかできない)

finish

まっ!娘も満足してくれてるからOKということにしておこう。

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