Color Yashinon DX 40mm F1.7
フリマでボロボロなYASHICA ELECTRO 35GXが1,100円で売っていた。
鏡筒先端の塗装が剥がれ、レリーズロックのレバーの隅も塗装はがれで見た目がボロボロ。
どんな使い方いや保管方法だったのか想像がつかない状態だった。
だが、写真をよく見ると
鏡筒先端にはレンズ保護フィルターが付いており
そのフィルターの枠の塗装が剥がれてアルミの地肌が露出している感じだった。
ちょうど40mmのヤシカレンズが欲しかったのでイチかバチか購入してみる事にした。
ってことで、Color Yashinon DX 40mm F1.7抜き取り作業。
ボロボロなYASHICA ELECTRO 35GXが届いた。
上の動画のようにレンズ保護しルターの枠がの塗装が剥がれ落ちて悲惨な見た目だけど
レンズ自体は曇りもカビもなくキレイな状態だった。
なので、早速レンズの取り出し作業を開始した。
まずは、邪魔なファインダー部分と底面の外装を取り外す。
いつもの作業なので特に問題無く取り外せた。
初期型のELECYRO35からネジが削減されていて外装の取り外しは楽になっていた。
底面側も簡単に取り外せた。
ここまで分解できたら
あとは鏡筒を固定している板金ごとレンズユニットを取り出す。
そのため、表皮を一部剥がしてカメラ本体フレームとネジで固定されている部分を探す。
そして、そのネジを緩めれば鏡筒固定板金とレンズユニットを取り出せる。
こんな感じで取り出せたら前準備は終了。
YASHICAのカメラのネジはネジロック剤だらけで外れない。
ボロボロなYASHICA ELECTRO 35GXもレンズユニット取り外しで苦しんだ。
ネジというネジがネジロック剤てんこ盛りでまったく緩まない。
無水エタノールやアセトンをしみこませてなんとかネジを緩めていったが2本外れない。
残り2本がレンズユニットのヘリコイドの受け側なので外さないと先に進めない。
結局1.2mmのドリルで緩まないねじに穴をあけて取り外した。
その後、M1.6タップを念のため切り直して作業完了。
1時間以上かかってしまった。
いやぁ・・・疲れた。
レンズ内シャッターを快方に固定。
レンズ内シャッターを開放にする為にレンズユニットを分解。
まずは先玉を押さえているリングを緩めて取り外し。
レンズも外す。
絞りリングを押さえている黒い筒もネジを緩めて取り外す。
っが、カニ目レンチで中玉を外さないとネジを緩められず中玉も取り外した。
そして、シャッター機構を覆っている板金部品も取り外し。
不要なリンク機構を外してシャッターを開放に固定する。
とりあえず、ここまででいったん作業終了。
Eマウントアダプターの献上検討をやって設計し3Dプリンター造形しなくちゃ。
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