Konica Hexanon 48mm F2用Eマウントアダプターを作った。

機器



結局、Konica Sはばらすことにした。

飾ってようかなと思いフリマで外観がキレイそうなKonica Sを購入した。
到着して確認してみると外観はそこそこキレイなんだけどあちこちに不具合があり状態が悪い。
極めつけは鏡筒を固定するねじが緩んでいて鏡筒がぐらついている事。

なので、搭載しているレンズHexanon 48mm F2のみ有効利用し他はゴミ箱行き決定。
いつものようのジャンク購入したSony α7IIで使いたいのでEマウントアダプターも設計し
3Dプリンターで造形する事とした。

勿体ない気もするが・・・

レンズの取りだし。

レンズを取り出す方法はいつもどおりで
レンズ根本付近のシートを剥がしレンズを保持している板金を取り外す。
そして、レンズを抜き取る。

そして、レンズはアッセンブリー化されているので分解する。

そして、Eマウント内径にレンズが収まるか確認。
この部品外径が大きくてEマウント内径に収まらないことがわかった。

しかたがないので、上側5mmを切断し対応することにした。

レンズを再組み立てするとこうなる。

Eマウントアダプターを設計して3Dプリンターで造形し組み立て

いつものようにEマウントアダプターを設計。
といっても今までもYashica用を作ったモデルがあるのでベースモデルの修正作業。
このレンズはホント厳しかった。

Eマウントの前面に当てる部分の0.3mmしたぐらいにヘリコイドでレンズが回らないように
回り止めのピンが来てしまいドキドキ状態。

追加工を行いギリギリ隙間を確保しての完成となった。

一応、動画も作った

無限遠のピント調整完了しテスト撮影。

Konica Sのフィルム面とレンズ取り付け面の寸法を事前に測定していたが無限遠ピントを
あわせる事ができず数回無限遠ピント調整対応をした。
ようはフランジバック寸法の調整だね。

損朝行も無事終わりテスト撮影。
なんとなく、このレンズって色が濃く深い感じの写真が撮れるなって思った。

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