アマガエル号のモーター交換について以前の記事で書いた。
モーターの交換作業も終わり、VTXのアンテナも飛ばせるけどノンビリ飛行なのに
激速レーサーっぽく見えるTBSのアンテナに交換した。
そんな状態の機体で再度のテスト飛行を昨日行った。
機体の飛行は問題なくて3インチ機と違い加速がムチャクチャ良くて上昇速度も半端ない。
フルスロットルでは機体が浮くので押さえ込むのが大変。
これが900円/個のモーターの飛びなんだとビックリ。
だって、3インチ機のモーターの方が高価なんだもん。
ただ、問題が1つだけあった。
突然FPV画像がブラックアウトして真っ暗になり即正常に戻る事が頻発した。
通常の飛行では問題ないんだけどモーターに負荷が加わると発生するので機体姿勢を知りたい
って時にブラックアウトする。
バッテリーの電圧降下なのかなとも考えたけど手持ちの2種
●Multistar Racer 4S 1400mAh 65-130C(Gold Spec)
●HITEC Li-po 14.8V 1300mAh 65C-130C Racing Spec
なので、自分程度の飛び方でいきなり電圧低下でFCのレギュレーターが誤動作ってないはず。
でも、こんな感じでひやっとする。
着陸時にはVTXまで電源落ちてるというムチャクチャな状態。
なので、デジタルオシロをつかいFCの12Vと5V出力をスロットル全開でモーターを加減速し
測定してみたら意外な事がわかった。
緑の波形が5V出力で通常は4.85Vでていてモーターに負荷が加わると1.5Vぐらい電圧降下。
これは想定内の結果なんだけど、
ビックリしたのが12V出力のほうが5.05Vしかでていない。
こちらは電圧降下しないけどVTXは7V以上動作に必要なのでギリギリ動作している状態。
なので、モーター過負荷でFC搭載のOSDがリセットされ
着陸で何らかの振動や負荷でVTXの電源が瞬断してしまったってことね。
なので、モーター負荷つまりESCによるバッテリーの電圧降下が発生していると推定し、
影響を緩和する対策としてバッテリー入力部のプラスとGND間にコンデンサーを入れた。
結果、コンデンサーを付けたらスロットル全開で加減速ギュンギュンやっても5V出力の
電圧降下はなくOSDのリセットもおきない。
最近のESCの高出力化とモーターダンプライト設定のブレーキの逆起電力などが原因で電圧降下が
発生するらしいがAIOなFCの対応やOSD基板の対応が追いついていないみたい。
※他の方も同じようにOSDの瞬断がりブラックアウトするとのこと。
ノンビリ飛行の自分でさえも頻発なので最初からコンデンサを仕込んでいた方が良いかも。
問題はVTX用の12V出力が5.05Vって方。
FPVカメラはRUNCAM Eagleなので12V出力に接続していても5Vから動作OKなので問題ない。
VTXはしかたがないのでバッテリーに直接接続にする事にした。
たぶんFCのLCフィルター周囲の抵抗ブリッジなのか何かしらないけど抵抗交換で正規の
12Vにできるんだろうけど僕には電気の知識がないので断念。
モーター負荷が加わるとノイズが一瞬のるけどガマンだな。
コメント
もし12Vを作ってるのが3端子レギュレータだと、入力電圧がギリギリだと思います。
3端子じゃないレギュレーターです。無負荷状態で5.05Vなので基板の抵抗を待ちがえていると推定しています。
(デジタルオシロのプローブを接続しているだけでVTXもカメラも接続無し状態)
12Vもスイッチングなんですね。
手持ちの単体PDBは全部7812なので同じだろうと思ってました。
あ、うちのfirefoxだと表示が微妙なので、過去に返信頂いたのにスルーしてるかもしれません。申し訳ありません。。
いえいえ、大丈夫です。
このフライトコントローラはバージョンアップで
5V出力と12V出力を入れ換えているので製造ミスなんだろうなぁって思っています。
中国製品は使用前に確認が重要って再認識しました。