U199 KINGKONG ET100のFullHDカム仕様のアッパフレームの改善。

3DCG



KINGKONG ET100のFullHDカメラを水平にしよう!

KINGKONG ET100のFullHDカム仕様機は機動性も重視したいのでカメラ角度を上方向に大きく
傾けられるようにしている。
そのため、カメラ搭載位置が機体重心に近い部分ありカメラを水平にするとダクトが大きく
映り込みせっかくのFullHDカム仕様が台無し。

KINGKONG ET100で攻める飛び方はしないのでカメラ位置を機首に移動してカメラ角度を
水平にしてもダクトが映り込まない構成にする事にした。
あ、FullHDカムといってもRuncam Split miniなんだけどね。

カメラって自在に好きな位置に配置できるものではない。

Runcam Split miniはカメラと制御基板の間をFPCケーブルで接続している。
その長さがカメラ位置の制約条件となる。
当然、制御基板はピラーを避けて配置しないといけないので機首側に寄せることは出来ない。
なので、そんなに大きな自由度はないという事。

実機を実測しながら限界ギリギリの位置にRuncam Split miniのカメラを搭載する設計の結果
アッパーフレームはこんな設計になった。
カマキリみたいでカッコ悪い。

でもね、ダクト上の気流に影響を与えないでRuncam Split miniのカメラを機首側限界まで移動し
固定するにはこんな形しかないんだよね。
でも、センスが無い設計だ。

3Dプリンターで造形だ。

3Dプリンターで造形するにあたり材料で悩んだ。
いつもTPUで作るんだけど冬場になってTPUの弾性が落ちて硬いのでコンニャク現象が発生しやすい。
なのでもっと柔らかな材料を使うことにした。

原料は何かしらないけどフレキシブルフィラメントの赤色。
くすんだ赤色なのでケバくはない。

造形温度は185℃ぐらいでABSなどと同じ速度でビュンビュン造形出来る。
でも、フレキシブルフィラメントの白を購入したらTPUが来てしまい造形が難しくて苦しんだ。
なのでお気楽な赤色ね。

特に問題なく造形完了。

機体に取り付けて完成。

造形でとろけた部分や潰れ気味の穴を修正し機体に載せれば完成。
時に問題なく取り付け完了。

テスト飛行をしてみたけどコンニャク現象もなくいい感じだった。
ちょっとがんばった飛び方はこんな感じ。(ダクトの抵抗+機体重量が厳しい)

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