愛用の送信機Taranis X9D Plusを使い、ARMATTAN Productionsから購入した
3インチフレームMighty Margot 130のテスト飛行をしに行った。
すると離陸時にかなりの頻度でYaw方向に機体が高速で回転して離陸がうまく出来ず
テスト飛行と言うよりも不具合調査飛行になってしまった。
わかったことは、スロットルをゆっくり上げていくとクルクルまわらない。
でも、飛行中にもビクンとYaw方向にまわることがある。
これってフライトコントローラの加速度センサ故障なんかな?って現地では判断した。
最終的には、ゆっくりとスロットルを上げてもクルクル回って離陸できない状況に
なってしまい撤収。
帰宅後、BetaFlightで確認すると・・・
- スロットルを上げる時にYaw方向へMAX位置まで信号が変化する。
- 時々Yaw方向MAX位置に固定となる。
- スロットルを動かしていると時々Yaw方向MAX位置に信号が飛ぶ。
あ、こりゃもう受信機の故障だ!!って思い込んでしまう現象。
なので、スロットルゼロでYaw方向中立なのにこんな感じになってしまう。
もしかすると技適対応で仕方なく使っているDJTモジュールの不具合かもしれないので
Taranis X9D Plusのスティック位置表示を確認してみた。
ありゃ!?スティック表示も信号と同じでYawがおかしかった。
キャリブレーションをしてみると
yaw方向が80%程度までしか認識せず、突然100%左まで飛ぶという訳がわからない
不具合が発生していた。
ってことは、原因はFRSKYのM9ジンバルに搭載されているホール素子の不具合だ!
早速裏蓋を開けて確認してみるとホール素子が磁石円盤に片当たりしていて
左方向はうまく接触していないみたい。
Yaw側のホール素子と磁石円盤接触痕はこんな感じで片当たり。
スロットル側は切れに接触している。
治しようがないのでホール素子ユニットかM9ジンバルの交換しかない。
たまたまスティック長さ調整ができない不良品のM9ジンバルを購入してしまい
追加で購入したので不良品のものからホール素子ユニットを抜き取り交換する事にした。
交換の結果正常に戻った。
やっぱり中国製品というか品質管理を厳密に行っていないメーカーの製品は
こんなもんなんだろうなぁ。
コメント
こんばんわ。
これって接触しなくてもいいというか、当たってはいけない気がするんですけど、どうなんでしょうね?
片あたりって表現はまずいですね。
磁石円盤とホール素子間の
ホコリとホール素子の擦れ跡が均一では
ないと言うことです。
ホール素子と磁石円盤の平行がでていないのが
原因と思っています。
なるほどー
平行が出てないのはまずそうですね。
よくわかりました。