難あり(ジャンク)でお安いCarl Zeissレンズを見つけた。
特にCarl Zeissレンズに大きな興味を持っていなかった。
写りは良いらしいが高価で自分には手が出ないもので真面目に写真を趣味にしている人しか
購入しないんだろうなぁって思っていた。
オールドレンズに手を出したのもお小遣いの範囲でなんとかやりくりできる数千円で
明るいレンズが手に入るからという思い入れも何もない状態だもんね。
でも、それが国産オールドレンズと同程度で購入できるなら欲しいなって思っていた。
Carl Zeiss JENA TESSAR 50mm F2.8
見つけたレンズは東ドイツ側のCarl Zeissレンズでたぶん一番安価っぽいもの。
Carl Zeiss JENA TESSAR 50mm F2.8という鷹の目を持つっていわれているクッキリシャープな
絵が撮れるレンズらしい。
特に不具合がないものは1.5万円程度で中古が販売されている。
見つけたのはAUTOモードに切り替えると絞り動作がおかしくなる不具合をもった難あり品。
まぁ、ジャンク品なCarl Zeiss JENA TESSAR 50mm F2.8。
お値段7,400円だった。
どうせ、α7Ⅱに付けるのでAUTOモード使わないから無問題。
MANUALモードで正常動作すればいいもんね。
Carl Zeiss JENA TESSAR 50mm F2.8到着。
届いたCarl Zeiss JENA TESSAR 50mm F2.8は年代物だけどそれほど傷も無く見た目綺麗。
記載されていたとおりα7Ⅱに取り付けてAUTOモードに切り変えると絞りが最後まで絞れない。
F16ぐらいから絞れなくなる感じ。
まぁ、MANUALモードで使えば問題無いんだけど気になるのでマウントを外して確認した。
おかしな箇所に気がついた。
・絞り動作用トーションスプリングの引っかけ位置がずれていたので直した。
Youtubeで該当箇所の動画を見て修正。
この作業で、AUTOモードでの絞り動作はまともになったがもう一歩。
・ピンが押し込まれて絞り動作機構の制限動作をするリンクの同茶寮が足りない。
ネジで調整式になっていたので再調整した。
これで、α7Ⅱに付けたときはAUTO/MANUALどちらのモードでも
絞りは正常動作するようになった。
修理できるジャンクで良かった。
テスト撮影散歩。
レンズに塵が少し入っていたのでレンズ清掃をしてテスト撮影散歩。
このレンズってむっちゃ寄れる。
寄るとピントがピーキーで少し手元がズレるとピントがずれる。
なので、花なんかの接写では緊張するなぁ。
赤色がなんか強烈な印象に撮れる。
っで、一番ビックリしたのは意識しなくても玉ボケとなる。
エッジがあるからシャボンボケって言うのかな?
っで、普通に撮っても楽しい。
いやいや、このレンズってボケれば何でもOKな自分でもわかるぞ。
ボケがムッチャキレイだ。
いやぁ、いきなりお気に入りレンズになったぞ。
50mm前後のオールドレンズってどんどん手元に増えるんだけど・・・
その中で一番大好きなレンズになった。
Carl Zeiss JENA TESSAR 50mm F2.8はお安く買えてお
小遣い生活でもCarl Zeissレンズを楽しめる。
娘の結婚式にもこのレンズで臨もうかと思案中。
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