Nikkor H Auto 28mm F3.5のAi化改造は3Dプリンターでパーツを作れば超簡単だった。

DIY



1,000円+送料657円で落札したオールドレンズ。

なんか、安く落札できそうだったので1,000円スタートので出品されていた
Nikkor H Auto 28mm F3.5中古オールドレンズ。
外観は傷があるけどレンズにはカビも塵も見当たらず特に問題無さそう。
1,000円+送料657円で落札できたらお買得かもと思い1,000円で入札して放置していたら
不人気だったのか落札できてしまった。

届いて確認しても光学系はホントにキレイ。

当然Ai非対応なので改造が必要だが・・・

Ai非対応レンズなのでAi化改造が必要。
いつもどおりにカニ爪金具を取り外してカメラに装着した場合の位相を確認して削る範囲を
決めようと思ったら・・・そもそも絞り値伝達レバーにひっかからない。
なので、削るんじゃなくて肉を盛らないとダメ。

当然、少し悩んでしまった。

そう、うちには3Dプリンターがあるじゃないか。

カメラに装着して肉盛りが必要な箇所はわかった。
なので、部品さえ作れば簡単にAi化改造できる。

部品への荷重の大きさや荷重方向を考えると樹脂部品で充分耐えられることは簡単にわかった。
なので、ひさびさに3Dプリンターで部品を作ってAi化改造をすることにした。
カニ爪金具を固定していたタップ穴基準でノギスで寸法を測り部品形状を決定。

こんな部品を3Dプリンターで造形することにした。

3Dプリンター造形用データはhttps://www.thingiverse.com/thing:5574534で公開中。

部品サイズが小さいのでFDMな3Dプリンターでは造形が厳しい。
そのため、LCD光造形プリンターでUVレジンを使用してAi化改造用部品を造形した。

拡大するとこんな感じ。

Ai化改造用部品を取り付けムッチャ簡単にAi化改造完了。

造形したAi化改造用部品をNikkor H Auto 28mm F3.5にカニ爪金具を固定していたネジを
再利用して固定すれば改造完了。

そして、カメラに装着し手動でレンズを登録したらいつもどおり絞りリングと絞り値が連動。
絞り優先モードで撮影もできた。

ってことで、Nikkor H Auto 28mm F3.5のAi化改造完了です。

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