SMO 4KでFlow State Stabilizationがおかしい。
SMO 4Kで撮影した動画をFlow State Stabilizationでブレ補正をすると
上下にガクガクぶれるシーンが発生する。
Flow State Stabilizationのブレ補正前の方が動画が滑らかでブレ補正をすると逆にブレ増幅
しているような結果で使い物にならない。
そのため、SDカードの書き込み速度を疑ったんだけどbps速度ではまったく問題無い。
Insta360 STUDIO 2021のバージョンをダウングレードしてみたが変化しない。
Mac版PC版のInsta360 STUDIO 2021どちらも同じ症状が発生する。
SMO 4Kのファームウェアが原因では？
Flow State StabilizationはSMO 4Kが撮影した動画に埋め込まれているジャイロのデータを
参考にブレ補正をしているはずなのでジャイロのデータが怪しい。
ジャイロがハード的に壊れているならもっと激しい動きになるはずなのでハード故障は除外。
そうすると動画を構成保存しているファームウェアがあやしい。
Web情報やBetaFPVサイトのサポート情報から推測すると
- SMO 4Kのファームウェアバージョンアップ版で不具合発生。（v1.2.41）
録画時のモード選択可能種類が狭められていたらしい。 - Insta360サポートフォーラムで改善版最新版を公開した。（v1.2.43）
だが、今現在Insta360サイトで見つける事ができない。 - Insta360のアプリケーションダウンロードページの
最新版ファームウェアをv1.2.18build2にした。 - BetaFPVのサポートからv1.2.18以下のファームウェアにダウングレードするよう
情報が公開された。
という時系列っぽい。
そして不具合が発生したのが2ヶ月ぐらい前みたい。
疑ったのは、
初期に公開されていたv1.2.18はbuild1で最近公開されているのはbuild2なのではという事。
僕のSMO 4Kはv1.2.18build2なのでInsta360サイト上では最新版となる。
そしてスマホアプリ上ではbuildナンバーは表示されないのでv1.2.18となる。
ファームウェアをダウングレードするかアップグレードするか？
まずは、v1.2.17を探してみた。
ファームウェアで対応した内容の細かな説明はInsta360サイトに掲載されているが
なぜかダウンロードリンクが掲載されていない。
Webで探したが見つからなかった。
そのため逆にInsta360サイトから削除された最新版を探してみた。
当然Insta360サイトにもBetaFPVサイトにも最新版ファームウェアは掲載されていない。
ネットをうろついてやっと見つけた。
v1.2.43build1というバージョンのファームウェア。
早速、ダウンロードしてSMO 4Kに適用してみた。
特にSMO 4K単独動作もスマホアプリからのリモート操作も問題無く動作した。
これでテスト撮影だ。
FCかモーターどちらかの故障でテスト撮影が1日遅延。
自作75mmフレーム機でテスト撮影予定だったが
スロットルを上げても機首側が持ち上がらず離陸出来ない不具合が発生。
何度か離陸操作をしていたら白い煙が・・・
FCかモーターどちらかの故障で飛べないのでテスト撮影延期。
急遽、Beta95Xフレーム機にSMO 4Kを載せる変更を加え突貫工事でテスト撮影準備をした。
v1.2.43build1にしたらFlow State Stabilizationブレ補正正常。
全回ガクガクが多発した林間をフワフワ飛んだり
低空をゆっくりと飛んでホバリングしたり、高速でスラローム飛行をしたりと
飛行モードをいろいろ振ってみた。
Insta360 STUDIO 2021でFlow State Stabilizationを使いFPVモードでブレ補正してみた。
全ての動画が正常にブレ補正されガクガクと上下に振動する不具合は発生しなかった。
ただ、ブレ補正が大きな場面では動画下部に画像乱れが若干発生する。
ということで、SMO 4Kで撮影した動画を
Insta360 STUDIO 2021を使いFlow State Stabilizationブレ補正で動画が上下にガクガク振動する
不具合の発生原因はファームウェア不良なのかもしれない。
現状、正常に動作している場合は
BetaFPVのサポートのファームウェアをv1.2.18以下にダウングレードするようにとの
指示には従わない方がよいと思う。
っで、今日のテスト撮影動画はこれ
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