ブラックアウト対策でHappyModel Mobula6 HDのバッテリーケーブルにコンデンサーを追加した。

Hobby



Mobulra6 HDのブラックアウト対策を3種試してみた。

HappyModel Mobula6 HDの電波受信感度はアンテナケーブル交換で対応をした。
残るは、3.2V付近までバッテリー電圧が下がった時や3.2V強のバッテリー電圧で飛行中に
クラッシュしたときのブラックアウト問題。

正月直前から急に寒くなりバッテリーの能力低下も加わってHappyModel Mobula6 HD
屋外で飛ばすのは難しい状態だった。
そのため、以下の3種のブラックアウト対策案を実施し効果を確認してみた。

  1. カメラ電源ケーブルにLCフィルターを追加。
    (バッテリー電圧が下がると5Vにノイズが載ってカメラが停止している事を原因と仮定)
  2. DCDC基板を追加してカメラ電源を別系統で供給。
    (FC内蔵のBEC回路の性能が悪く3.2V付近で5V出力ができなくなる事を原因と仮定)
  3. バッテリーケーブルにコンデンサーを追加。
    (3.2V強で負荷が大きくなった時にバッテリー電圧が瞬間的に大きく下がることを原因と仮定)

カメラ電源へのLCフィルター追加の効果。

カメラの電源ケーブルにLCフィルターを追加して飛ばしてみた。
結果から言うと「効果無し」。

極力負荷が大きくならない飛び方で
ブラックアウトする電圧は相変わらず3.2V強で、あっという間にブラックアウトし寒い屋外で
飛ばすことは飛行可能時間が短すぎて楽しくない。
3.2V強でクラッシュしたら・・・・もちろんブラックアウトする。

DCDC基板を追加してカメラ電源を別系統にした結果。

バッテリーケーブルから分岐させDCDC基板からカメラに電源供給をした。
結果は効果はあるが満足できない。

DCDC基板から発生するノイズがFPV画像に載ってしまいクリアな画像で飛ばすことができない。
導電性のシート等でくるんで対策すればいいかもしれないがスペースがない。
そもそも、ブザーがキャノピー内におさまらなくなりはみ出してしまった。

極力負荷が大きくならない飛び方で
ブラックアウトする電圧は3.15Vから3.2Vで安定している。
しかし、3.2V強でクラッシュさせた場合は何も効果を感じられず即ブラックアウトする。

Runcam Split Liteの消費電力が5V450mAなのでDCDC回路の効率を考えると3.2V付近が
5V450mA以上供給できる限界なのかもしれない。

バッテリーケーブルにコンデンサーを噛ませた結果。

バッテリーケーブルにコンデンサーを噛ませる対策は5インチ機でやってた事と同じ。
5インチ機も負荷を加えたときにカメラがブラックアウトし復活するという現象で悩まされていた。
その時の対策がバッテリーケーブルにコンデンサーを追加。

結果は満足できる効果があった。
コンデンサーは330μFの手持ちで在庫していたものを使ったが・・・邪魔だ。

いつもの場所でテスト飛行をしてみたら
負荷が大きくならない飛び方でブラックアウトする電圧が3.07Vや3.08Vで安定している。
3.2V強でクラッシュしてもブラックアウトしない。
これで普通に飛ばせる機体になり満足。

[aside type=”warning”]自分のFCはコンデンサー追加で大きく改善されたけど
FC基板個体差もあると思う。[/aside]

あ、無茶な飛び方は無理。
特に寒い時期でバッテリー性能も落ちているので
急降下後一気にスロットルを上げたりするとバッテリー電圧降下が大きくブラックアウトする。
あくまでも空撮機+αって飛ばし方が必要な機体みたい。

コンデンサーがぶらぶら・・・

コンデンサーをバッテリーケーブルに付けているの
飛行中に急な姿勢変化をさせると振り子の重り効果があるようで機体が揺れる。
機体が小さいのでFC側に収められないから飛ばし方で対処するしかないと思う。

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