Syntheyes以来、久々に3Dトラッキングツールを購入。
むかし、3DモーショントラッキングツールのSyntheyesで実写合成で遊んでいた。
そして、先日MotionVFX社のFinalcut ProX用プラグイン3DトラッキングツールmTracker3Dが
リリースされた。
プレオーダーしていたのでリリース直後から使い方の練習を開始。
っで、その前に利便性を考えるとFinalcut ProX内で3DレンダリングできるプラグインmO2も
必須だなと思いブラックフライデーセールで30%OFFで購入した。
久々に3DCGアプリへの出費なので価格でちょいと悩んだけどドローンで撮影した動画や
お散歩動画のちょっとした味付けができて面白いのでカミさんに内緒・・・買っちゃった。
3Dモーショントラッキングではなく3Dプリンタートラッキング。
Syntheyesは3Dプリンターモーショントラッキングもできて3D空間内で異動している物体の
トラッキングもできたんだけどmTracker3Dは3Dトラッキング機能のみなので注意が必要。
もし、人の顔や異動する乗り物などをトラッキングする必要がある場合は使えない。
また、3D空間のXYZ軸を設定してFBXやDAEで書き出す事もできないので3Dアプリ内で
実写合成をすることもできないので要注意。
全ての作業をFinalcut ProXかMotion内で行う為のツールってことですね。
つまり
- 3D空間の相対的な位置をトラッキング。
- 基本、動画スタート時のカメラの向きがXYZ軸になる。
- mO2との連携は地面やオブジェクト配置要Nullを指定して書き出して配置位置の基準とする。
- 3DモデルはMotion内限定だけどUSDZ形式のデータを取り込める。
って感じ。
解析時間は10秒動画で3〜4分ぐらいかかる。
mO2はレンダリングとMaterial設定に特化している。
バンドル製品で既成のモデルを使用するだけの場合はmO2の機能だけで十分だと思う。
僕みたいに3DCGからFinalcut ProXに入ってきてる人には機能が足りず少しいらついてしまう。
当たり前だけどダイナミック解析などはできない。
自作モデルの読み込みはできるけど少しめんどくさい
mO2はC4Dデータを基本にしているっぽい。
そのため他の3DCGアプリで作ったデータはOBJやFBXそしてDAEまたはLWO形式で読み込む。
ただ、どの形式を使用してもテクスチャーマップが自動で読み込まれない。
mO2のMaterial設定でコツコツ再設定するしかない。
これがめんどくさい理由だ。
アニメーションの読み込みはFBX形式しかまともに読み込めなかった。
FBXとDAE形式でアニメーションの読み込みを確認したんだけど
DAEではImportメニューでアニメーションの読み込みを設定できるんだけど読み込めなかった。
FBX形式で読み込むとBlenderで津クッラDinamic解析をBakeしたアニメーションも
正常に読み込むことができた。
簡単なアニメーションはmO2内でキーフレームを打って行う事ができるけど
Dinamic解析などは外部から取り込むしかないのでFBXを読み込むしかなさそうなんだよね。
趣味の実写合成では十分な機能だと思う。
自分レベルの時々実写合成を趣味でやる程度だったら十分な機能性能だと思う。
最初は3Dトラッキングのマーカーが何も表示されずビックリしてしまうけどちゃんと解析され
自分が好きな場所にマーカーとしてNull(座標系)を配置できるので問題無い。
自分が悩むのは地面の位置かなぁ。
影を落とすためにShadow Catcherの平面を配置するんだけど・・・配置高さが難しい。
この高さを間違えると、その上に配置するモデルが流れてしまい失敗動画になる。
MotionVFX社側で地面を設定できればいいんだけどなぁ。
そんな、レベルで悩んでるんだけど練習で作った動画はこんな感じ。
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