JUMPER JP4IN1をPPMモードで接続しよう。
JUMPER JP4IN1はシリアル通信が出来るのでFrskyの送信機みたいにOpenTXで動作する製品は
送信機側でプロトコルを選択できる。
しかし、OpenTXで動作していない送信機で使う場合はPPMモードで接続する必要がある。
僕のTBS TANGOはCrossfireはシリアル通信で接続出来るけど通信方法が異なるため
シリアル接続でJUMPER JP4IN1を使えない。
ってことで、PPMモードでJUMPER JP4IN1をTBS TANGOに接続することにした。
いきなり、JUMPER JP4IN1を最新ファームウェアに更新だ。
僕はFrskyのD8互換受信機かXM+を使っている。
まずはFrskyD8でバインドするために紙マニュアルに記載されているように
ダイヤルを4に合わせバインドボタンを押しながら電源長押ししてバインドモードに入った。
しかし、JUMPER JP4IN1添付の紙マニュアルどおりにPPM接続でバインドを試みたができない。
そもそも紙マニュアルには緑LED消灯している状態にどうやっても変更できない。
そこで、GITHUBのDIY-Multiprotocol-TX-Moduleに行って
プロトコルの選択方法マニュアルを見てみたら紙マニュアルとまったく内容が違う。
その内容に従いダイヤルを15に合わせ電源入れてみた。
だが挙動がまったく違う。
コリャダメだと判断して最新のファームウェアに更新することにした。
久々にArduinoを使ってコンパイルして書込。
https://github.com/pascallanger/DIY-Multiprotocol-TX-Module/releases
から最新のソースコードをダウンロードしてArduinoでスケッチを開きコンパイルして書き込むだけ。
でも、その時に注意点がある。
4in1ボード情報の登録。
https://raw.githubusercontent.com/pascallanger/DIY-Multiprotocol-TX-Module-Boards/master/package_multi_4in1_board_index.json
をPreferenceパネルの追加のボードマネージャーのURLってとこに記入。
そしてボードマネージャーで4in1ボードを追加する。
これをしないとファームウェアの書込が出来ない。
そしてコンパイルして書き込んで終了。
無事、PPM接続のJUMPER JP4IN1でFrsky D8互換受信機とバインド。
そして、無事にFrsky D8互換受信機とバインドできた。
バインドの手順はこんな感じで簡単ななので手順をまとめてみました。
PPM接続でのプロトコル選択方法。
シリアル接続を使用するTARANISなどのOpenTX系の送信機はダイヤルを0にあわせる。
PPM接続の場合はBANK(各プロトコルが格納されているグループみたいなもの)を
選択する必要があり、BANKを選択するモードに入るためにダイヤルを15に合わせる。
ダイヤルの1から14はBANKに格納されているプロトコルの選択に使用する。
実際のプロトコル選択手順。
1,バンクナンバー選定モード。(ダイヤルを15に合わせる)
自分が使用したいプロトコルが格納されているBANKを選択する。
BANKはナンバー1から5まであり、それぞれに14種のプロトコルを格納している。
まず、ダイヤルを15に合わせ送信機の電源をONする。
2. バンクナンバー選択。(バインドボタンを押して切り替え)
電源ONすると赤色LEDの点滅回数でバンクナンバーがわかる。
バインドボタンを1秒程度押すとバンクナンバーが切りかわる。
バインドボタンを押すごとにバンクナンバー1→2→3→4→5→1→2→3→4と
繰り返して切り替わるので間違えても大丈夫。
例えば僕はFrskyDかFrskyXプロトコルを使うからバンクナンバー1。
なので1回点滅する状態で電源をOFFする。
これで次回電源ON時はバンクナンバー1で起動する。
3. プロトコルの選択(ダイヤルを目的の値にする)
ダイヤルの1から14にプロトコルが割り振られているので
使用したいプロトコルの数字にダイヤルを合わせる。
僕の場合はFrskyDを使いたいのでダイヤルを10に合わせる。
4. バインドする。(バインドボタンを押しながら電源ON)
受信機をバインドモードにする。
バインドボタンを押しながら電源ボタンを長押しする。
赤LEDが高速点滅になったら電源ボタンを押すのをやめる。
これでバインド完了。
プロトコルがどこのバンクに格納されているのかはファームウェアのConfig.hに記載されている。
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