冷静に考えるとうちのU199マイクロクワッドでFPVカメラ45度設置は無理がある。

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先日の記事のようにU199マイクロクワッドのFPVカメラの搭載角度を45度にして練習を開始した。
しかし、すぐに機体が沈み操縦が難しくなり操縦に緊張感が必要になった。
フルスロットルでほぼFPVカメラで水平を向いた状態では高度を維持できているが
普通の飛行では厳しい。
それも1406モーターを搭載した状態なんだよね。

これでは自分の技術が劣っているからだと思っていたんだけど
昨日、ついにモーター1個を墜落のショックで破損させてしまったので冷静に考えた。
そもそも機体を45度前傾させて必要な揚力が発生しているのか????
これが重要なんだよね。

つまり、ホバリングに必要なスロットル値相当の推力が機体を45度前傾させた時にも同様に
垂直方向の分力として揚力が発生しているのか?ってことね。

今の機体+Mobius mini+3S 450mAh 65Cバッテリー+1406モーターの条件でスロットルが
0.65でホバリングをする。
つまりフルスロットル値を1.0とすると0.65のスロットル値で機体がホバリングするって事。

そして機体を45度前傾させた状態での推力を分解すると

垂直/水平方向に1の分力とすると、機体のプロペラに対し垂直方向に√2の合力が存在すること
になるので、逆に言うとフルスロットルでモーターを回転させると

合力がスロットル値1.0なので垂直/水平方向への分力はスロットル値0.7程度になる。
つまり、0.65でホバリングなので空気抵抗を考えるとギリギリ高度維持ができる条件だ。
これじゃフルスロットル以下で機体を45度前傾させて飛ばすのは無理がある。

そして、今は1406モーターが1個壊れたのでEMAX RS1306モーターを載せているので
ホバリングするスロットル値は0.7〜0.75付近になっている。
EMAX RS1306モーターでは機体の45度前傾での水平飛行はほぼムリってことになる。

ちょっと考えて35度程度の前傾にしようかなぁって思った。
そうすると垂直方向はスロットル値0.82程度相当の揚力になるはずだもんね。
40度前傾だとスロットル値0.76相当の揚力だな。

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