バックライトが点灯しないNintendo Switch。
先日の記事のように本体液晶パネルが表示しないジャンクっぽい中古Nintendo Switchを
購入してPCモニターに映して遊んでいる。
本体液晶パネルが表示しないという不具合なので
Switchの基板上の液晶パネルのコネクターかバックライトコネクタのピン曲がりを疑っていたが
実物を確認するとまったく問題がない。
そのため、販売していた方が記載していた別途から落下時の衝撃で液晶パネルの故障だと推定した。
Switchの交換用液晶パネルはお値段3,580円。
せっかく安価に購入した中古Nintendo Switchなんだけど徐々にお得感が小さくなる。
[aside type=”normal”]実は、もっと難易度が高い修理箇所で一旦修理中断になった。[/aside]
液晶パネルの交換。
Nintendo Switchの液晶パネルはタッチパネルの下に配置してある。
そのため、Nintendo Switch裏面カバーを取り外してシールド兼ヒートシンクのアルミ板外し。
タッチパネルコネクタからFPCケーブルを抜き、液晶パネルとバックライトFPCケーブルを抜いて
液晶パネル交換準備完了。
タッチパネルは両面テープで貼り付けてあり温めて剥がさないと取れない。
いきなりヘアドライヤーで温めることを考えたが
こんな時に便利なヒートガンを使うことにした。
温風温度を、80℃→100℃→150℃→200℃とタッチパネルを暖める温度を上げていった。
結果、自分の環境では200℃の温風で暖めるとスムーズにタッチパネルを剥がすことができた。
液晶パネルははめ込んでいるだけなので簡単。
特に苦労することなく交換作業は終わった。
バックライトが点灯しない原因は液晶テレビ故障ではなかった。
液晶パネルを交換し
もうワクワクしながらバッテリーコネクタを接続して起動!!!
「あれ、やっぱりバックライトが点灯しない。」
[aside type=”warning”]っで、ここからSwitchのバックライト不具合の修理を考えている方にはムッチャ重要。[/aside]
ちょいとメンドーなので基板をカバーから取り外していなかったんだけど
基板をカバーから取り外し
バックライトの駆動回路は基板の裏面に実装されているので念のため目視確認をしてみた。
[aside type=”normal”]でっかいコンデンサ死亡っぽい、ダイオード焼損・・・・・[/aside]
これではバックライトが点灯するわけがない。
マルチメータでの測定ミスでデカいコンデンサは実は生きているかもと小さな希望で
ダイオードを壊れたフライトコントローラ基板から似たようなサイズのものを移植してみた。
あたりまえだがバックライトは点灯しない。
というわけで修理方法をどうするかという事から再検討となった。
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