BetaFPVのNaked GoPro用BEC基板は使い勝手が悪いので素直に電源ケーブル直付け。

ドローン



皮を剥いたGoPro Hero6 Black(Naked GoPro)の電源ケーブル。

もしかして便利かもと思いBetaFPVのNaked GoPro用BEC基板を購入した。
しかし現物を見てみると使い勝手が悪そう。

・コネクタ接続部以外で固定をしないといけないので余計なスペーサとネジが必要。
・コネクタ接続なので基板が浮いて分厚くなってしまう。
・不要な電源接続用コネクターが実装済みでさらに分厚くなる。
・FCから5V給電すればそもそもBECいらないんじゃない?

って思ってしまい大事に保管しておくことにした。

便利なUSB-Cコネクター経由電源供給から基板直結へ変更。

USB-Cコネクターと保護部品分場所をとるんだけど室内では直接USB-Cコネクター経由で
電源供給ができて使い勝手は非常に良いんだけど重量を考えると無駄なんだよね。

そのため、長いこと難易度が高くて躊躇していた電源供給ケーブルの基板直結作業を
やってみようと・・・・うーんイヤだと思いつつ開始。
間違えがないように先人さんの作業後の写真を確認しイメトレ。

そして、潔くエイヤッ!って作業を開始。

5V供給ランドを使うためコネクタを破壊してケーブルハンダ付け。

細かくて、おじさんにはムッチャ辛い作業だ。

LED配線と同じぐらい厳しい。

まずは基板上の5V供給の一番上短のランドにハンダ付けされている部分をハンダごてで
溶かしつつコネクターの樹脂とハンダ付けされている薄板金属板をむしり取る作業をする。
このとき充分に熱しないとランドごと剥ぎ取ってしまうので注意が必要。

そして、ランド面積拡大のため基板の表面コートの緑色部分をカッターでコリコリして
剥がして銅の面がむき出しになるようにする。
その後フラックスを塗布してハンダを載せてケーブルハンダ付け作業準備完了。

拡大して面積が広くなったランドに盛ったハンダとケーブルをハンダ付けする。
GND側は接続しやすい基板周囲のGNDにハンダ付け。
見事にSDカードスロットカバーにハンダが付着。(T-T)

これで作業完了。

この作業での注意項目

作業自体は大した事はないんだけど細かいので注意が必要。
自分がやってみて気を付けなきゃって思ったことはこんな感じ。

・細かい作業なのでルーペかマイクロスコープを使う
・基板表面のコートを剥がすためのカッターはポキッと折って新しい刃を使おう。
・基板のランドが剥がれないように基板上のハンダに充分熱を加え剥がす作業を行う。
・横にあるSDカードスロットカバーにハンダが付かないように保護する。
・ケーブルハンダ付け後はランド剥がれ防止の為ケーブルを紫外線硬化樹脂等で固定する。
・作業前に作業部分を拡大し無理だ!って思ったら潔く作業を諦める。

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