WPL C24-1の真鍮ギアはやはり破損した。
WPL Japan C24-1ハイラックスサーフの駆動ギアを金属ギアに変えた。
のだが、なぜか駆動ギアが真鍮製で摩耗するなぁ交換が必須な材料だよなぁと心配していた。
なぜかというと真鍮ギアって樹脂ギアと組み合わせて使ってもすぐに摩耗するんだよね。
そんな真鍮ギア同士をかみ合わせると摩耗して終わりってなる。
少なくとも仕事ではそんな材料選択はしない。
そして、先日の記事のようにタイヤを柔らかタイヤに交換しホイールウェイトを付けた。
その影響かテスト走行で後輪駆動ギアが空回りしてまともに動かなくなった。
帰宅して確認したら・・・
なんと!ギア摩耗より先にギアを固定しているイモネジ用タップのネジ山が破損していた。
たしかにアルミや真鍮にタップを切ると樹脂なみに弱い。
だけど、ネジ山が破断して無くなるとは想定外だった。
鉄系材料のギアに交換しよう。
たぶん、WPLは錆を考えて真鍮ギアを選択したのかも。
でも、真鍮だと
- 機械的強度が弱い。
- 摩耗しやすい。
ので、ギア材料として使う場合はウォームなど加わる力が分散して集中した力が加わらない場合
ぐらいしか自分的には使わない。
上の写真を見てわかるようにネジ山が消失している。
よーく見るとギア歯面も摩耗している。
ギア歯面の摩耗は相手ギアも同様に発生していたのでネジ山が生きていても徐々にバックラッシが
拡大して使い物にならなくなったと思う。
鉄系材料で表面硬化処理されているギアに交換しよう
なので、鉄系材料ギアを探した。
ただ、鉄系材料だと摩耗するので表面硬化処理をしているギアを探してみて見つけた。
写真から判断したので不安だったがこのアップグレードキットを購入した。
商品写真から判断して焼き入れはしていないと思うが窒化処理をやってそうな表面の色と状態。
届いてみたら思った通りのギアだった!
現物ギアはやはり表面硬化処理はされていると思われる。
そして、摺動部分がある部品は全て表面硬化処理がされており付属するイモネジも焼き入れで
黒染めタイプのメカ屋さん大好きなやつ。
安物のステンレスイモネジじゃんくてよかったよ。
組み立てではイモネジ締め付けトルクなんて気にしないでOK。
真鍮製ギアだとネジ山が弱いのでイモネジ締め付けトルクは樹脂材料相当にしないとダメだけど
今回は鉄系なのでこれでもかってぐらいに締め込んでもOK。
気持ちよく組み立てられるので気分も良い。
フロントの継ぎ手部分も鉄系材料で表面処理が入っていた。
当然圧入ピンは焼き入れタイプ。
っで、完成。
ただ、残念なことに
ホイールをはめ込む部分の寸法が気持ち大きめでホイールを取るときは大変だ。
ネジなんかいらないかも。
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