ブラシモータのマイクロクワッドのフレーム重量減量作業で苦しんだ。

3DCG



ブラシモータのマイクロクワッドの減量対策をやり始めたんだけど今回は苦しんだ。
何で苦しんだのかというと、3Dプリンターでフレーム造形する際の材料をABSから
HIPSに変更してみたんだけどフィラメント詰まりで悪戦苦闘の連続で3日かかって
やっとまともに造形出来た。



何度もフィラメント詰まりを繰り返していて
やっと原因に気付いたんだけど、どれが2日目の夜中で時間切れで就寝・・・
3日目の今日、形状変更をしてやっと造形が成功した。

あ、原因は単純。
現象はHIPSフィラメントがノズルの手前で直径方向に太ってしまいノズルに送り込まれず
結果的にフィラメント詰まりとなっている。

考えられる原因は

が考えられる。

っで、今回の原因は2つとも該当していて僕の作った形状が原因だった。
ブラシモータのマイクロクワッドのフレームは平面でできていて
FCAIOタイプのカメラを載せる部分のみ離れ小島状態で凸形状で作っていた。

その為、小島から小島にノズルが移動する際に溶けたフィラメントがこぼれないように
移動前にフィラメントを5mm引き込んで、異動後に再度フィラメント5mm押し出す
動作を繰り返すことになったんだよね。

つまり、熱で柔らかくなったHIPSフィラメントを細いノズルの穴に無理矢理押し込んで
引っこ抜いてを繰り返し、ついでに造形に使用されるフィラメントは少量なので
同じ部分が常に熱にさらされもっと柔らかくなる。
その結果直径方向に膨らんでしまうという現象。

なので、離れ小島を一筆書きルートでつなげてあげた。

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これで、フィラメントを出したり引っ込めたりする動作が劇的に少なくなる。
試しに造形してみたら問題なく造形が完了した。

_dsc5316

そして、いらない部分の一筆書きでつないだリブ形状をヤスリで削って完成。

_dsc5317

ABSフィラメントHIPSフィラメントに対して材料特性が硬くて機械的特性がよい。
その為、同じ造形温度でも直径方向に太らず造形出来たってこと。

3Dプリンターって家電とは違うから推奨フィラメント以外を使う時は自分で試行錯誤
して最適な造形条件を見つけないといけないから大変。
まっ、そこが楽しいとこでもあるんだけどね。

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