U199クワッドの3020プロペラをポリカーボ製に変えた結果・・・

Hobby



林の中でU199マイクロクワッドのRateモードでのFPVゴーグル着用飛行練習をしている。
そのため、木の幹や枝そして葉っぱにぶつかってばかりでプロペラが折れて消耗が激しく
プロペラの買い足し続きで困っていた。

いつも使っている3020プロペラはABS樹脂製で弾性は高いけど剛性が低くすぐ折れてしまう。
なので、グラスファイバー入りかポリカーボ製のものはないのか探していたんだけど
TAROT製の3020プロペラがポリカーボ製ということがわかり購入していた。

ABSの3020プロペラの在庫がつきてTAROT製の材料がポリカーボの3020プロペラに交換し
飛行練習をしてみたんだけどヘタッピな僕だからなのか材料の差が機体挙動にも大きく
影響することがわかりビックリ!!

あ、そうそうABSの3020プロペラTAROT製の材料がポリカーボの3020プロペラ
見た目の差なんだけどABSの3020プロペラは金型ミガキ後にちゃんとしぼ加工がしてあり
表面がザラザラなんだけどTAROT製の材料がポリカーボの3020プロペラは金型を
テカテカに磨いた後はしぼ加工なしみたいで表面がピカピカ。

DSCN2002

見た目も堅そうに見えるんだけど、実際に手でたわますと違いがよく分かる。
当たり前だけどABS樹脂に対しポリカーボは高価で剛性も高いのでたわませるのに大きな
力が必要なんだよね。

ってことは、機体を持ち上げるときの推力でプロペラがたわみにくいのでロスが少ない。
そのかわり、1104ブラシレスモータのベアリングのスラスト方向の荷重が大きくなる。
ながーい目で見るとベアリング寿命はABSの3020プロペラに対し
TAROT製の材料がポリカーボの3020プロペラを使うと短くなると思う。

まぁ、元々のスラスト荷重が小さいからベアリングの寿命差なんかわからないと思うけど。

IMG_1319

まぁ、そんな理屈を頭に残しておいて
今朝、TAROT製の材料がポリカーボの3020プロペラを取り付けて初めての屋外テスト飛行を
やってみた。

その結果、推力のロスが少なくなったことが原因だと思うんだけど機体の動きが機敏に
なって特にスピードのコントロールがシビアで操縦が難しい。
ロール方向は逆に機敏なので気体反応が瞬時で操縦がしやすくいい感じ。

上級者には誤差のようなものなのかしれないが、ヘタッピな僕にはこの挙動の変化に
ビックリ状態でスピードコントロールで四苦八苦状態だった。

また、強度についても
前述のようにスピードコントロールで苦しんで木の幹に激突や枝に激突を繰り返し
ABSの3020プロペラを使っているときは3本ぐらい折れてガックリ状態だったのが
TAROT製の材料がポリカーボの3020プロペラでは1本折れて、もう1本は白化して曲がった。

強度も予想通りに強くなっていたので大満足。

お値段も一緒なのでTAROT製の材料がポリカーボの3020プロペラを買い足していこうと
考えている。

Banggoodの商品ページではPC+グラスファイバーって記載してあるけど現物は
素のPC(ポリカーボ)にしか見えない。
グラスファイバーが入ると脆くなるからね。

Screen Shot 2016-09-03 at 11.51.01

Screen Shot 2016-09-03 at 11.50.47

コメント

タイトルとURLをコピーしました