1060互換ESC内蔵BEC出力電圧の確認。
WPL Japan C24-1ハイラックスサーフに1060互換ESCとフタバ互換受信器を載せてから
少し走らせるとステアリングサーボの動きがおかしくなりバッテリー電圧が下がるにつれて
それが連続的に発生する。
とりあえず、モーターからのノイズでは無くサーボに電源を供給している1060互換ESC内蔵の
BEC回路からの出力電圧が下がっているのではと推定した。
バッテリー電圧が低下するほど発生頻度が上がるのでバッテリー容量が小さいのでは?
と思っていたが念のためBECの出力電圧を確認した。
テスターでは正常だったがデジタルマイクロスコープで確認。
テスター(マルチメータ)でBEC出力電圧を確認したが5.8〜6.0Vで特に問題はなかった。
現象と測定結果が合致しないのでデジタルマイクロスコープで再測定をしてみた。
ほぼ満充電状態でスロットルを上げるとこんな感じで電圧降下が多発していた。
大きく電圧が落ちている時が瞬断状態なんだと思う。
これじゃサーボの電源瞬断の連続で誤動作するよな。
ドローンでもやったことがあるコンデンサーを追加。
ドローンで同様に5Vが瞬断するときはバッテリーの出力にコンデンサーを付けた。
今回はスロットルを小さく開けても発生するのでバッテリーそのものの電圧降下ではなく
BECの出力の瞬断なのでBEC出力にコンデンサー220μFを追加した。
その結果はこんな感じでBEC出力の瞬断がなくなりサーボの誤動作も発生しなくなった。
電圧の降下がなだらかになり最低電圧が上昇しているのでサーボ誤動作が無くなったのだと思う。
ってことで暫定対応は完了だ。
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