光造形(LCD)3Dプリンターの造形物2次硬化。
光造形(LCD)3DプリンターをCreality 3D HALOT ONEに買い替えたことで造形時間が速くなり
ドローンやラジコンの部品を作る機会が増えてきた。
FDMな3Dプリンターで作らないとダメな場合が多いけどFDMは積層間の溶着強度が弱くねじれ
曲げ強度がムッチャクチャ弱い。
なので、用途ごとに使い分けている。
っが、HALOT ONEで造形するときは層あたり2.5秒のUV光照射時間にしている。
完成後、UV蛍光灯の照射機で2次硬化をしていたんだけど波長が少しズレていることと
入れられるものの高さが低いこと・・・そして自分でものをひっくり返して全面均等にUV光が
照射されるようにしないといけないのでめんどくさい。
安価な次造形機を買ってしまおう。
HALOT ONEの造形できるものの大きさに合わせ2次硬化機を探してみた。
すると、ELEGOO MERCURY が直径150mmで高さ142mmまでの造形物に対応できて
装置の大きさが小さくお値段もお手頃。
なのでELEGOO MERCURY を購入した。
お値段、税込み6,499円-20%で5,199円と安価だった。
本体とACアダプターとターンテーブルの部分に分かれていてターンテーブルは本体と
分離されている。
なので、本体上部の把手を持って上げるとターンテーブルは置いてきぼりとなる。
コストからこの構成にしたのだろうと思うが移動させにくくて片付けにくい。
ただ、ターンテーブルは太陽電池で動作するのでターンテーブル単体でも使えるのは
ちょっと気に入った。
ELEGOO MARCURYを使ってみた。
ちょうどWPL C24-1の部品形状修正の予定が合ったので造形した。
(あ、それが上のターンテーブルに載っている部品ね)
ターンテーブル自体は電源スイッチはなく光が当たると回転するシンプル構造。
なので特に説明する事はない。
ELEGOO MERCURY本体は天面にACアダプターのコネクタを差し込む構造となっている。
電源接続すると7セグLEDが点灯するので+/-ボタンで2次硬化時間を設定してスタート/ストップ
ボタンを押して維持硬化をするだけ。
電源を入れると0表示。
2次硬化時間を設定してスタート。
UV光によってターンテーブルの太陽電池が動作してターンテーブルが回転する。
必要充分機能で安価なのでお薦めかも。
「ACアダプターを電源接続して2次硬化時間設定をしスタートするだけ。」
欲しかった機能は全て揃っている。
自分的には充分満足。
だが、不満点もあるので整理しよう。
良い点
- 安価である。(5,199円で購入できる)
- 日本語説明書(印刷物)が入っており操作に迷わない。
- ターンテーブルが太陽電池で動作し単独でも使える。
- 外装が金属製で頑丈。
悪い点
- 本体とターンテーブルを合わせた後ロックできず持ち運びが不便。
- 同様に本体とターンテーブルが分離されているので横置き保管できない。
つまり、移動と収納に不便な事以外は満足って事ですね。
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