顔面を押しつぶされた状態で死んだ三葉虫化石のクリーニング。すると、ニヤけた顔が出てきた。

三葉虫の化石もクリーニングしてみよう。

実は、三葉虫の化石クリーニングは2個目。
1個目は衝撃で周囲の岩が剥がれ落ちるのか実験をしつつクリーニングして割れてしまった。
なので、1個目の三葉虫化石はこんな状態・・・

ってことで衝撃を加えると化石の脆い部分かつ応力が集中する箇所でパリンと割れます。
クリーニング作業時は注意が必要です。

最近、仕事が忙しくてストレスではじけそうな気分。
なので、チマチマと化石クリーニングをしてストレス発散をする事にした。
というか、自分にとってはストレス発散できるってわかったので時々化石クリーニングを
するようになった。

今回もフリマで安価な未クリーニングの化石を購入した。
顔を押しつぶされた姿勢で死んでしまった三葉虫の化石・・・
顔あたりが未クリーニングで付着している岩というか砂というか石の形状からは顔面が平ら。

上から見るとよくわかるが
のけぞった姿勢で顔面を押しつぶされた姿勢なんだよね。

顔面は悲惨な状態かもしれないけど
ちゃんと顔を岩石の外に出してあげるためにクリング開始。

ここのところ仕事が忙しく
エアフロー解析作業を持ち帰って完了させた後にクリーニングを開始した。

結局クリーニング作業が終わったのが今さっきなので8時間ぐらいかけてチマチマ作業。
（一旦就寝して作業再開したので合計時間です）
砂漠で採掘された化石らしんだけど表面の砂岩っぽい黄土色の部分は柔らかいが
顔面を覆う灰色っぽい岩石が硬かった。

無事クリーニング作業が終わった。
右前装甲が顔面を押しつぶされた時に破壊されてしまって足が見える状態だった。
右前装甲が破壊され顔面は左側から潰されている。
どのような最期だったんだろう。

姿勢は海老反り状態でかわいそう。

裏側は足の部分だけクリーニングした。

そして、顔面の状態。
押しつぶされた真っ平らかと思ったんだけどちゃんと顔はきれいに残っていた。
硬い灰色の岩石を削ったのでルーターの震動が手に伝わり手がしびれた感じになりイヤだった。
化石のクリーニングなのにこんなに力をかけて良いの？状態。

っで、顔面はこんな感じ。

残念顔で苦笑いしているような表情。
まぁ・・・痛い思いをせず死んだのかな。

でもさ、数億年後に顔の表情を見られて笑われるとは思っていなかっただろうなぁ。