24FPS以外の撮影でmTracker3Dのトラック情報をmO2に取り込む方法。

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iPhoneで撮影した動画でmTRacker3DとmO2連携が失敗する。

iPhoneで撮影した4K60FPS動画をmTracker3Dで3Dプリンタートラッキング処理をして
その結果をmO2に読み込むとなぜか正常にトラッキング情報が反映されない。
カメラの動きに対しトラックポイントが先走って移動する感じ。

MotionVFXがチュートリアルで使用している24FPS動画に変換するとうまくいんだけど
別に映画っぽい動画を作りたいわけじゃ無いので60FPSで滑らかな動画を使いたい。
mTracker3Dだけだと問題無いのにmO2に入った途端ダメなんだよなぁ。

MotionVFX社のサポートに相談してみた。

自分じゃ解決方法がわからないのでMotionVFX社のサポートに相談してみた。
動画データを送付して調べてもらったら・・・そもそも60FPS動画での処理は推奨じゃない
って感じの返事が来た。

だが、対応方法についても手順を教えてもらえた。
その方法はこんな感じ

  1. Finalcut Proで24FPSで新規プロジェクトを作成。
  2. 動画を貼り付けmTracker3Dでトラッキング処理をする。
  3. mO2のトラックを追加してトラッキング情報を読み込む。
  4. 作成したトラックを全てカット(CMD+X)する。
  5. CMD+Jでプロジェクト設定を24FPSから60FPSに変更する。
  6. カットしたトラックを貼り付ける。

この手順で正常にmO2にトラッキング情報を読み込める。

ちゃんと60FPSで処理をしたい。

だが、上記の方法ではトラッキングは24FPSで処理しているので60FPSとの差分は補完してる?
うーん、そうじゃなくリニアに繋いでるみたいで微妙にトラッキング情報と動画のフレームに
ズレが出ている。

気になると・・・・やっぱ気になるので対処法を考えた。

  1. Finalcut Proで24FPSで新規プロジェクトを作成。
  2. 動画を貼り、速度を自動調整する。(60FPS→24FPSだと40%速度になる)
  3. mTracker3Dでトラッキング処理をする。
  4. mO2のトラックを追加して虎キング情報を読み込む。
  5. 作成したトラックを全てカット(CMD+X)する。
  6. CMD+Jでプロジェクト設定を24FPSから60FPSに変更する。
  7. カットしたトラックを貼り付ける。
  8. トラックを複合クリップにする。
  9. 複合クリップの速度をカスタムで250%にする。

これで60FPSでトラッキング処理された状態になりスムーズな実写合成ができる。

たぶん、mO2の処理は24FPSでされているんだと思う。
それに対しmTracker3DはFPSの値に制約なくトラッキング処理が行えるみたいだ。
なので、一旦24FPS動画にして処理を行う事でmO2とmTracker3Dの虎キングデータの間で
差が出なくなるんだと思う。

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