75mm自作フレームの課題を解決しよう。
先日、設計し3Dプリンターで造形しテスト飛行完了した75mm自作フレーム機。
その後も元気いっぱい飛んでいたんだけど少し課題が残っていた。
- 推力不足で離陸時に重い機首方向に少しつんのめる。
- VTXアンテナ保持が不十分。
- フレーム剛性が気持ち低い。
- USBコネクタ挿入穴が少し狭い。
と放っておいても時に問題無い課題。
でも、納得できないので再設計することにした。
再設計して課題の改善。
Ver1のフレームモデルをいじって修正すると中途半端になってしまうので
1からモデリングをしなおすことにした。
とはいっても寸法や構成は自分の頭の中で整理できているのでモデリング作業は簡単。
フィーチャー構成で少し悩んだが約2時間でモデルは完成した。
- 推力不足→ダクトのモーター保持アーム形状を直線からアーチ状にしプロペラとの隙間拡大。
プロペラ吸気面から上にダクトを配置しない寸法に変更。 - VTXアンテナ固定→アンテナ固定用パイプを配置。
- フレーム剛性改善→ダクトノモーター保持用アーム断面形状改善。
各ダクトおよびメインフレーム接続補強リブ形状変更。 - USBコネクタ穴→FC基盤ごとに微妙にコネクタ位置が違うので穴拡大。
3Dプリンターで造形して組み立てた。
ダクトのモータ保持アームを直線からアーチー状にした事が造形難易度を高くしてしまった。
ABS材料の造形中のソリ拡大で形状がおかしくなる。
なんとか、造形完了したがサポート材だらけ・・・
でも、このABS材料は今まで使ったABSフィラメントの中では圧倒的にベッドへの定着性がよく
ソリも小さいので造形性はムッチャ良いからお気に入りなんだよね。
サポート材を取り外して組み立てた。
ダクトはプロペラ吸気面から上にはない寸法としてモーター保持アームはアーチ形状にした。
VTXアンテナ固定部のパイプを追加した。
USBコネクター穴も拡大している。
USBコネクターはちゃんと挿せる。
テスト飛行しよう。
土曜日に造形と組立をやって日曜日にテスト飛行。
いつもの林に行って飛行準備。
ランディンパッドにおいてアームして離陸したら違いがすぐにわかった。
Ver1ではNakedGoProで重心が前側にズレている影響を受け前につんのめってる感じで
前進しながら離陸してしまっていたが今回は自分の操作に合わせて離陸してくれる。
飛行速度も上がっていて飛ばしやすい。
その反面、速度を上げすぎてしまうことが多く高度維持が厳しくなる。
飛ばしやすくて速度が出るので操縦に気を抜いてしまうんだよね。
ってことで、75mm自作フレーム機は大成功でした。
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