ドローンの部品に使えるの?フレキシブルレジンを買って造形してみた。



気になっていたフレキシブルレジンが入荷した。

3DプリンターSK本舗さんが
Twitterでフレキシブルレジンが年内発送対応出来るってつぶやいていた。
ずーっと在庫なしだったので注文していなかったんだけど
SKフレキシブルレジン(黒)を注文して昨日届いた、

FDMな3DプリンターではTPUを多用している。
光造形タイプの3Dプリンターで使うレジンは硬くて脆いからドローンの部品には使えなかった。
使えない事はないんだけどクラッシュすると割れやすいので使いにくいんだよね。

TPU:ウレタンゴム形の材料で硬めのゴムっぽい感じで弾性がある。

さっそく、造形してみたらビックリな結果だった。

レジンはカッチカチで水洗いレジンは少し柔らかいけど脆い。
なので、SKフレキシブルレジン(黒)もTPUより高度が高い硬質ウレタンゴムっぽいのを
想像して造形した。

なので、肉厚は0.8mmのモデルを使った。
実際に造形して出来上がりをさわってみるとぐにゃぐにゃ!むっちゃ、ぐにゃぐにゃ!
これがレジンなの?って疑問を持つぐらいぐにゃぐにゃ!

弾性が非常に低くなんと表現すればいいのかなぁ。
そう!イカだ。いかそうめんのイカじゃなくてイカフライのイカみたいな感じ。
曲げても反発力がすごく小さい。

肉厚を上げて造形したら連続して失敗した。

少し、反発力が欲しいので肉厚を0.8mmから1.2mmにあげることにした。
1.5x1.5で反発力は2倍以上になる計算。

いきなり造形を失敗した。
SKフレキシブルレジン(黒)はテフロンシートへの吸着力が強力でサポートが負けて折れる。
ミク圧0.8mmでは造形時のテフロンシートで造形される面積が小さく問題無かったけど
肉厚を1.2mmに上げたので面積が増えて吸着力もその分大きくなったようだ。

試行錯誤で、

  1. モデルにサポート形状を作り込んでおく。
  2. マニュアルでサポートを造形面積が広い部分に数多く分散して配置する。
  3. 層あたりのUV光照射時間を10秒から8秒に短くする。

以上の対策で問題無く造形出来た。

反発力もそれなりに大きくなり問題無さそう。
どうしてもぐにゃぐにゃ感はあるのでモデルにリブを入れ断面形状で強度を稼いだ。
EACHINE UZ65に取り付けて特に問題も無さそう。

っで、フレキシブルレジンがドローンの部品に使えるか?

フレキシブルレジンをドローンの部品に使うには少し制約があると思う。
レジンなので脆さがどうしても残っているので局所的に圧力が加わると割れないけど裂けやすい。
なので座面が広いネジで締めるなど圧力を分散させる必要がある。

大きめの反発力(弾性が大きい)が欲しい場合は肉厚か断面形状で対応が必要だ。
TPUでは気にしなくてもある程度の反発力があるので特性の違いを理解して使用しないとね。

ってことで、個人的には制限はあるけどドローンの部品にも使えるって結論だ。