UV光源マスク用LCDパネルがとれてFPC配線が切れた。
先日の記事のように初めて光造形方式の3DプリンターCreality3D LD-001を購入した。
いろいろテスト造形をしていたんだけど、造形終了後レジントレイを手前に引き出したら違和感。
なんか引っかかる感じがしたんだけど気にせず引き出した。
するとUV光源マスク用LCDパネルが一緒についてきてFPC配線部分が切れていた。
呆然・・・・これで造形はできなくなった。
買って数日で壊してしまいガックリ。
UV光源マスク用LCDパネルが傾いて組み立てられていて両面テープが手前側しかついてなく
浮いている奥側がレジントレイに引っかかり手前にでてきた事が原因みたい。
つまり組立不良。
だが、この製品は中国製品にしては珍しい1年保証。
なので、Creality3DにUV光源マスク用LCDパネルの無償送付を依頼することにした。
Creality3Dにアマゾンメッセージセンター経由で連絡。
Creality3D LD-001はアマゾンで購入したのでメッセージセンターから日本語で故障の状況と
UV光源マスク用LCDパネルの無償送付の可否の確認をした。
丁度中国の連休明けだったので翌々日の回答だったがすぐに送付してくれるとの回答。
DHL便で送ってくれて数日で届いた。
しかし、届いた箱を開けると・・・・LCDタッチパネルが入っていた。
ガックリ。
交換部品違い。
日本語でのやり取りなのでうまく伝わらなかったみたい。
再度AMAZONのメッセージセンターから間違った交換部品がとどいた事と欲しいのはUV光源マスク用の
2KのLCDパネルと伝えた。
翌日に回答があり、Creality3D LD-001は新製品のため修理交換用UV光源マスク用LCDパネルの
入手に時間がかかるとの連絡。
でも、3日後にはDHL便で発送してくれてちゃんと届いた。
UV光源マスク用LCDパネルの取付作業。
Creality3D LD-001はUV光源マスク用LCDパネルは消耗品で交換が必須との考えのようで交換が
やりやすいように設計されている。
なので、Creality3D LD-001を分解する必要は無い。
まずは、UV光源とUV光源マスク用LCDパネル間にある保護ガラスアッセンブリーを外して
UV光源マスク用LCDパネルを凹みに合わせて貼り付け。
(両面テープでの固定なので両面テープを交換した)
UV光源マスク用LCDパネルを貼り付けた保護ガラスアッセンブリーをCreality3D LD-001に戻し
FPC配線はプリンター内部に放り込む。
Creality3D LD-001左側面の蓋を外してUV光源マスク用LCDパネルのコネクタを基板に挿して
蓋を閉めれば交換作業完了。
UV光源を点灯して確認し問題無し。
テスト造形・・・あれ造形失敗。
早速造形テストをしたんだけど造形失敗をする。
造形形状から推定し
- UV光源の光量不足。
- UV光光量が不均一。
が原因なんだけど、なぜそうなっているのかわからず試行錯誤3日目。
ひらめいた。
交換したUV光源マスク用LCDパネル背面の鏡面板の表面が今回は磨りガラスぽかった。
何か表面に貼り付けてあるのでは?
確認して原因判明。
UV光源マスク用LCDパネルはスマホやタブレットのものを流用していると思われる。
スマホなどで必須のバックライトの光量を均一化させる拡散フィルムが付きっぱなしだった。
UV光源マスク用LCDパネルとしては不要とというかあっちゃいけないもの。
なので、ハサミで切断した。
無事、造形が正常になり修理完了。
たぶん、早急に発送しなきゃって大慌てで作業したから拡散フィルムの切断を忘れたんだろうなぁ。
思ったこと。
最近中国メーカー直販の3Dプリンターが多い。
- 購入する時に保証について確認する事が重要。
今回は1年間無償保証だったのでCreality3D社ともめること無く交換部品を無償でもらえた。 - 可能であればアマゾンに出店している日本直販のメーカーが良い。
LD-001はCreality3Dの日本直販としてアマゾンに出店していたのでメッセージセンターで
セキュリティに注意することなく公称が出来た。 - 自分の思いはアマゾンの評価の星数で主張しておこう。
Creality3D社もアマゾンの評価ポイントを気にしていたので対応を迅速にしてもらうためにも
評価に自分の思いを反映させる事がいいみたい。
今回の部品送付で思ったんだけどCreality3Dのカスタマーサポートは信頼できそう。
ただ、直接Creality3D社のカスタマーサポートに連絡しても代理店経由の購入なので対応は冷たい。
AMAZONのメッセージセンター経由で交渉すれば対応が速くて安心。
翌日には回答が送信されているもんね。
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