中古で購入したEarly2009MacProでiPhoneとAirDropをやりたくて
BCM94360CDを購入しアダプターカード経由で取り付けた。
しかし、今回購入したアダプターカードが旧版だったためハンダ付け作業が発生。
USBの信号を抜き出すためのケーブルをアダプターカードにつける必要があるために
このハンダ付け作業が発生。
2008MacProはmini-PCI eスロットにUSB信号用ピンがあるらしいが2009-2012には
ないのでUSB信号を抜き出してUSB端子に接続する必要がある。
このUSB端子は既存のBLuetoothカードのコネクタが刺さっているところ。
つまり、既存のBluetoothカードと騙してしまうのです。
こうすれば、特に何もせずAirDropもHandsoffも使えるようになる。
そう聞けばやりたくなりますよね。
僕も、上記情報を海外掲示板で読んでやる気満々で必要部品を集めて作業をしました。
っで、ハンダ付けで疲れたというわけです。
あ、なぜこの部分にハンダ付けしたのかというと
mini-PCI eカード端子のピンアサインを調べると36ピンと38ピンがUSB信号部分。
なので、この2つの端子からパターンを追いかけていくとこのコネクタの端子に
たどりつきハンダ付けしました。
端子ピッチが小さいのでケーブルのハンダ付けはムッチャ難しかった。
あとは、BCM94360CDを挿すときに邪魔にならないようにケーブルをテープで固定。
そして、別途購入していた内部USB端子接続用ケーブルに接続した。
っが、こんなケーブルは不必要でした。
単純に2本のケーブルを用意するだけで十分でした。ムダ買いになったなぁ。
ここまでが、前準備です。
CPUボードを抜き取ってMacProを横倒しにして既存のBluetoothカードからケーブルを
外して一休みです。
アンテナケーブル端子はそのまま、もちろん既存Bluetoothカードもそのままにして
黒いケーブルを外すだけです。
なぜかといと、アンテナケーブルをWiFiカード位置までほどいて伸ばすためには
メインの基板を外してアンテナケーブルフォーミングを修正する必要がありメンドーな
作業が発生するからです。
特に苦にならない人はやるんだろうけど、僕はメンドーなので新たにアンテナケーブルを
購入してしまいました。(数百円ですからね)
続けて、既存WiFiカードを外します。
こちらは、カードからアンテナケーブルを外しカード自体も取り外します。
カードを固定しているネジは緩めにくいので一旦締めて緩めるの繰り返しを数回行い
緩めないと緩まないと思います。
取り外した既存WiFiカードの代わりに、
BCM94360CD+アダプターカードの取り付けとアンテナケーブルの取り付けです。
その前に、アダプタ基板のミシン目が入っている凸部は本来はねじ固定場所なのですが
アンテナコネクタと干渉するのでパチンと折っちゃいます。
そして、MacProに取り付けます。
アンテナコネクタを挿す位置は海外の掲示板でも書いてあったのですがBluetoothは
写真手前から2個目みたいです。
その他の順番も海外の掲示板に書いてありましたが無視して取り付けちゃいました。
僕の場合は手前から3番→Bluetooth→1番→2番で取り付けました。
あ、Bletoothアンテナケーブルは新しく購入したものをつないでいます。
ちなみに、僕は
Tyco WIFI/Wimax/Bluetoothモジュール用アンテナ2本組 75/88cm
を購入して取り付けました。
そして、USBコネクタへの接続部ですが
既存のケーブルを破損させるのは嫌だったので簡易的にケーブル芯線をコネクタの
コンタクト挿入部の隙間に押し込んで対応しちゃいました。
同じコネクタを見つけられればちゃんと対応しようかなって考えています。
この1番/2番ピンがUSB信号なのですが、どちらが36ピン/38ピンとつながるのか
わからないので写真のパターンと逆のパターンを試して動作するほうにしました。
そして、完成!!
ちょいと見栄えは悪いけど我慢。特に気にしない事にしよう!!
もう1つ、新しく購入したBluetoothアンテナケーブルは配置で悩んでしまった。
内部に配置してみたが、感度が悪くて使い物にならない。
よって、最終的には筐体後部の外部にぶら下げている状態で運用することにした。
この部分ではダメでした。メッシュでも波長の関係でダメっぽいです。
さて、カード交換の効果です。
交換前は
Handsoff/Hotspotともに非対応。WiFiもnまで対応です。
交換後は
Hansoff/Hotspot対応になり、WiFiもacまで対応しています。
iPHoneとのAirDropも正常に動作して便利になりました。
2014.12.6 追記)
最新版の変換アダプターカードも到着しました。
興味がある方はこちらの記事を参照ください。
最新版の変換アダプタカードで対応するとハンダ付け箇所が少なくなり容易に改造できます。
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