Insta360 GOを回転自在なアーム先端に付けドローンに載せたらどうなるか試してみた。

Hobby



動的な3rd Person View動画を撮ってみたい。

ドローンの機体後方からだけじゃなく
編隊を組んでいる他の機体から見ているような角度で飛行動画って撮れないのかと思いたった。

さて、どうしようと考えて
ドローンの機体に固定された軸を中心にアームが自在に回転し
そのアーム先端にInsta360 GOを取り付ければ理屈上は機体の傾きや慣性で回転するはず。

なので、FUSION360でチャチャッとモデルを作り加工開始。

アームをアルミ板で作ったらモーメント力で応力集中箇所が破断。

安易にアームをアルミ板から作ればそこそこ強度を出せるし曲げて角度修正もできるって考えた。
CNC1419でアルミ板を切削して欲しい形状に切断。

軸との摺動部は3DプリンターでABS樹脂を使い造形した。
Insta360 GOはいつもどおり3DプリンターでTPUを使い造形して完成。
ちょっとアルミって弱いなと思いつつ問題無さそうなのでテスト飛行の準備をした。

っで、テスト飛行をすると
機体がが着陸しアームを見ると下方向に垂れ下がっていた。
曲がったかなと思い曲げ戻そうと手で力を加えたら既に切断寸前だったようでアームが折れてしまった。

折れた場所は、軸受けのABS樹脂部品とネジ止めしている部分のM2タップ穴と軸受けの逃げ穴がある部分。
穴が多くて繋がりが少ないため応力が集中してポッキリいってしまったようだ。

アームをABS樹脂で作り直してテスト飛行。

そこで、断面をT字型にして曲げに強い構造にし軸受けと一体構造のABS材料のアームを造形した。
手で力を加えても頑丈だし、モーメント力が加わる軸受けとの接続部も大きなRで接続して
応力集中を回避した。

ホントはTPU材料のInsta360 GOの保持部分も構造を変えてネジだけで固定する方法をやめたかった。
でも、まずはテスト飛行を最優先として現状のままとした。

っで、組み立てて完成。
かなり軽く回転するのでFCの制御が間に合わないかもと思いつつテスト飛行へ行った。

小さな機体の傾きや完成ではアームってあまり回転しない。

テスト飛行をしてみた。
普通にAirモードで飛んだのでそこそこ機体をロールさせて曲がったり高度を可変させた。
しかし撮れた動画を見てみるとあまりアームは回転していない。
あまりというかちょっとしか回転していない。

2.3インチ機で普通に飛ぶ程度ではアームって回転しないみたい。
飛んでいるので風の影響でアームは回転しにくくなることも原因だと思うけど手で機体を持って傾けるほど
大きな傾きをもたせて飛ばないって事なのかもしれない。

もっと回転しやすく摺動抵抗を小さくしてあげないとアームは飛行中に自在に回転しないのかも。
ベアリングを仕込んだりグリスを塗ったりってやらないとダメかもしれない。

っで、今日のテスト飛行はこんな感じだった。

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