NIKKOR SC AUTO 50mm F1.4のAi化改造をやってみたら簡単だった。

DIY



オールドレンズNIKKOR SC AUTO 50mm F1.4中古購入。

オールドレンズってよさげな感じなので塵やカビなしのNIKKOR SC AUTO 50mm F1.4
フリマで中古購入してみた。
初代がNIKKOR S AUTO 50mm F1.4なので二世代目なのかな。
2代目とは行っても1972年発売のレンズだから50歳のレンズですね。

レンズの重量が重く金属とガラスの塊だなって認識できる。
今時のレンズは格好良いんだけど樹脂が多用されていて高級感というかレンズを掴んでいる感を
あまり感じられないんだよね。

昔のレンズは樹脂成型精度は出ないしレンズの精度も出ない状態で大変だったのかな。
今じゃPCアプリでレンズ設計できるけど当時は手計算だったのかな。

あ・・・・D200にもD300にもレンズが装着できない。

っで、D200にレンズを合わせてみると入らない。
絞り情報をレンズからカメラに伝えるレバーとレンズマウント周囲の黒塗装のアルミリングが
干渉してまったく装着できない状態。

レンズの絞り調整リングとカメラに絞り情報を伝えるレバーが大当たりってことですね。
ネットで調べるとオールドレンズでAi対応じゃないものは装着できないことを知った。
そして、使えるようにするためには絞り調整リングの追加工が必要!!

えーいっ!追加工やっちゃえ!

初代のNIKKOR S AUTO 50mm F1.4のAi化改造は日本語情報はすぐに見つかる。
だけど、NIKKOR SC AUTO 50mm F1.4のAi化改造情報が見つからない。
自分の検索がダメダメだったのかも。

困ったときの外人さん情報。
英語のYoutube動画でレクチャーがあった。
それを参考に追加工開始!

絞り調整リングは初代みたいに簡単に外せない。

まずは邪魔なかにの爪みたいな金具を外す。

初代は絞り調整リングのネジを取れば簡単に絞り調整リングが外せる。
絞りを16まで回すと絞り調整リングの回転規制ネジが長穴端にぶつかるり付近の目印になる
ネジとの位相を目視で確認しやすい。

でも、2台目以降はマウント部分を取り外さないとダメ。
その際に絞りバネに反力を与えているバネのフック部品固定ネジを緩めないように注意。

でも、それさえクリアすれば簡単に絞り調整リングの追加工に入ることができる。

絞り値8の部分から削ってしまおう。

レンズ種で絞りリングの追加工範囲が違うらしい。
NIKKOR SC AUTO 50mm F1.4は手持ちの28mmF2.8レンズと同じで絞り値8中央を起点。
1,6mmの段差ができるように長さ41mmほど削る。

自分の場合はルーターで大まかに削り、
その後に仕上げヤスリで寸法を確認しながら微調整をしつつ追加工を進めた。
最初からヤスリでも良かったんだけど荒削り用ヤスリを持っていなかった。

組み立て直して動作確認。

追加工が終わったら分解した逆手順で組み立てる。

ドキドキしながらD200に装着すると、いつもどおりの手順で普通に装着できた。

その後、レンズ情報を設定する。
無事、絞りリングを回すとカメラ側が絞り値を認識する。
一連作業は動画を参考に・・・

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