Whoop機のダクトのモーター保持アームが太いと推力低下しそうだが・・・

ドローン



BetaFPVのBeta95X V3のモーター保持アームがやたら太い

ネットでBeta95X V3の写真をよく見かけるけど
ダクトのモーター保持部を構成するアーム部分の幅がやたら太い気がする。
入力側の負荷って出力側の空気の吹き出し量に影響しそうな気がするのでエアフロー解析してみた。

相対差をみたいだけなのでダクト寸法やプロペラ形状はいい加減な作り。
プロペラ回転速度は一定速度で回転条件。
そして、ダクトのアームの幅は3mmと6mmで作ってみた。

エアフロー解析の結果

ダクトのモーター保持部を構成するアームの幅が広いとダクト下部から吹き出る風の
単位時間当たりの体積流量が小さくなるが思ったほど大きな差ではない。
ただ、解析上終息する領域では幅が広いアームの方が流量が勝っている。

ってことは、
ダクト強度確保でアーム幅を広くしても入力側に配置しておけば影響が小さいのかもしれない。
通常の管状ダクト内に軸流ファンを入れると入力側の負荷が大きいと出力側の流量が
小さくなるけどオープンな空間なので圧損が生じにくいのかも。

アーム幅6mmの解析結果

アーム幅3mmの解析結果

ブラシレスモーターのPQカーブがわかれば
もっと正確な解析ができるけど今回はモーター回転数は変化しない条件なので
差が見えなかったのかもしれない。

 

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