気になる遅延時間。測ってみよう。
昨日の記事のようにMINI DIGITAL OSCILLOSCOPE D212を使いVTXへの映像出力の遅延時間の
測定方法について試行錯誤し自分なりの方法で測定していた。
昨日はRuncam Split mini 2とCaddx Turtle V2の相対的な遅延時間差の測定しかできず
個々のカメラの定量的な遅延時間測定はできなかった。
そこで、今日はLEDライトの電池の抜き挿しでの電圧変化をトリガーとして個々のカメラの
遅延時間を測定してみた。
いやいや、ビックリな結果で驚いてしまった。
カメラごとに遅延時間の差があるのではないかと想像していたんだけど
実際に測定してみると、ビックリなことにほぼ同じ。
そして想像以上に遅延時間が大きかった。
測定したカメラは
- Runcam Split mini
- Runcam Split mini 2
- Caddx Turtle
- Caddx Turtle V2
なんだけど、新旧カメラともほぼ同じ。
使っている素子などが同じなのかなぁ・・・
っで、測定結果は
トリガーの水色波形の1発目の上昇が電源ONで、その後電圧降下して再度上昇している。
なので1発目の上昇からカメラ出力の変化が始まった時までの時間差を遅延時間と規定した。
なので、実際の飛行中の遅延時間と異なるかもしれない。
Runcam Split mini:134ms
Runcam Split mini 2:134ms
Caddx Turtle:136ms
Caddx Turtle V2:142ms
測定バラツキ程度の差しかなかった。
結論。
光量の変化に対する遅延時間はRuncam Split mini 2とCaddx Turtle V2で差は無い。
実飛行での複雑な外の景色の処理時間での遅延が異なり各カメラでの体感遅延になっているのかも。
Runcam Split miniは急ターンするときはカクカクする画像が頻発するので
単純な明暗変化での遅延時間だけでは判断できないと思われる。
次回の実飛行で体感するして判断するしかないな。
コメント