Mac OSX El CapitanでiCloud/iTunes/MacAppStore/iBooksにサインインできない場合に確認する事。

Mac



Mac OSX El Capitanのパブリックベータ途中から正式版までMacAppStoreに
サインイン出来ない不具合が発生した。
そのため、どうしたら良いのか色々調べたのでちょいとまとめておく。

ワケあり品

っで、サインインできない原因は
ほぼキーチェーンアクセスのVeriSignの設定不具合ってことらしい。
また、MacAppStoreからダウンロードが遅い場合の回避方法はDNS設定。
なんてことまでわかった。

iCoud/iTunes/MacAppStore/iBooksにサインできない時

Mac OSX10.10.5まで問題無くiCloud/iTunes/MacAppStore/iBooksに
サインイン出来ていてMac OSX El Capitanにアップグレード後にサインイン
出来なくなった場合は、まずキーチェーンアクセスの設定確認をする。

アプリケーション→ユーティリティー→キーチェーンアクセスを起動。
キーチェーンのログインを選択し、分類の証明書を選択。
右上の検索欄で”Class”に絞る。

キーチェーンアクセスScreenSnapz002

まぁ、証明書アイコンの右下の×印は期限切れ等なのでとりあえず無視する。
重要なのは、証明書アイコン右下に+印があるもの!!

キーチェーンアクセスScreenSnapz004

上図のような感じになってる場合ですね。

そんな時は、証明書アイコン右下に+印がついている証明書をダブルクリックして
信頼をクリックすると下図のようになってるかも。
キーチェーンアクセスScreenSnapz003

この状態は間違った設定なので、この証明書を使用する時を
「常に信頼」から「システムデフォルトを使用」に変更する。
するとSSL欄も{常に信頼」から「値が指定されていません」にかわるはず。

キーチェーンアクセスScreenSnapz005

この状態で赤丸をクリックして閉じるとパスワードを要求されるので
パスワードを入力すると設定が保存され証明書アイコン右下の+印が消える。

全ての証明書でアイコン右下に+印がないようにしてあげればサインインが
できるようになる。
ダメなときはMacを再起動してみる。

証明書アイコン右下に+印が無いのにサインイン出来ない場合は

キーチェーンアクセスのキャッシュをリセットしてみる。
Finder を開く。
1.「移動」メニューから「フォルダへ移動」を選択する。
2.「移動」ウインドウに「/var/db/crls/」と入力。
3.「移動」をクリックする。
4.”crlcache.db”と”cspcache.db”をゴミ箱にドラッグして削除。
5.パスワードを要求されるので入力。
6.再起動する。

これで直る場合もあるらしい。

上記2つをやってもダメな場合は

MacAppStoreにサインイン出来ないけどiCloudにサインできる場合。
Macの日付設定が間違っている可能性がある。
時間帯:日本標準時になっていることを確認し異なる場合は修正する。

時間帯が異なるとMacAppStoreが受け付けてくれないというお話。

システム環境設定ScreenSnapz002

最悪なのがMacのシリアル番号が無い状態。
ロジックボードの交換をした場合にシリアル番号が消えてる時があるらしい。
また、デベロッパフォーラムを見ていたらMacのファームウェアアップデートで
シリアル番号が消えてしまった人もいるらしい。

SafariScreenSnapz007

このMacについてで確認してシリアル番号がなくなってる場合は
Appleに連絡するしかない。
自分でシリアル番号を再設定するツールもあるみたいだけどさーびすまん用なので
入手方法は・・・・まぁ、ネットをさまようとあるみたい。

最後に、AppleID認証を2段階認証にしている場合。

デベロッパーフォーラムを見てみると、AppleIDの認証を2段階認証設定の場合
サインインできない事があるらしい。

もし、2段階認証設定時は解除してサインしてみると大丈夫みたい。

 

Mac OSX El Capitanになってサインイン出来ない不具合があちこちで
起きてるようなので、Appleの開発体制が心配になりますよね。

 

MacAppStore/iBooksのみサインイン出来ない場合

前述の方法でも僕の場合はmacAppStoreとiBooksにサインインできなく悩んだ。
たぶん、特殊な条件なので該当する人は少ないかもしれない。

先日の記事でも書いたけど・・・

MacAppStoreとiBooksにサインインするときは
/Users/Shared/adiというディレクトリになんらかの情報を書き込み読み取りを
して認証可否を確認してるっぽい。

普通の設定では問題無いんだけど
僕のようにSSDを起動ディスクにするためにSSDに書き込む容量を小さくしたい
って人はやってる事だと思うけど、

/UsersまではSSDに存在させておき
/Users/Sharedや/Users/UserIDを別のドライブに置いてシンボリックリンクで
見た目は通常のシステムと同じようにしている場合。

/Users/Sharedだけは起動ディスク(僕の場合はSSD)に置いておかないと
ダメな仕様にMac OSX El Capitanパブリックベータ5ぐらいから変更されたみたい。

僕と似たような環境の人は
/User/Sharedを起動ディスク(SSD)に設定し直せば
サインインできるようになる。


 

まっ!OSのメジャーアップデートの場合は色々あるので
アップグレード前にバックアップをしておく事が重要って事ですね。

そうしないと、不具合が出ても解決策が見つかるまで正常に運用できない。
うーーー困ったって状況になっちゃいますもんね。

コメント

  1. 匿名 より:

    >2段階認証設定時は解除してサインしてみると大丈夫みたい。
    この一言で救われました。ありがとう。

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