CC3D MINI OP OSDでアナログRSSI表示できた。(方法忘れないようにメモ)

Hobby



先日からCC3D Revolution miniに接続しているCC3D MINI OP OSDにPMW方式RSSI信号を
入力して表示させる努力をしていたがやっとできた。
まず、勘違いしていたのは僕のCC3D MINI OP OSDは素のminimOSDと同じだと思っていたが
KVteamMODってやつだったって事。
これがRSSI信号処理で躓く原因だった。

さて、おさらいからだけど

僕の受信機はFrsky製のHITEC MINIMA互換5CHパークフライト用小型受信機なのでRSSIは
PWM方式の矩形波のRSSIデジタル信号が出力される。
しかし、CC3D MINI OP OSDはアナログRSSI信号のみに対応しているのでアナログに
変換する必要がある。

分圧回路自体はオームの法則を知っていれば誰でも理解できると思うがE=IRさえ知って
いれば問題ない。イヤそれ以前にFrsky製受信機用のお手本回路がすでにある。

ここのサイトをみればわかるんだけど抵抗とコンデンサで作る事が出来る。

分圧回路とフィルター

分圧回路とフィルターが合体してる回路っぽい。
ただ、手元にあるコンデンサは極性がないものしかないのでコンデンサは極性が無いものを
使って作ってみた。
あ、図のfilt1ってとこをCC3D MINI OP OSDのRSSI接続ランドにつないで
コンデンサと47kΩの抵抗はCC3D MINI OP OSDのGNDに接続すれば最大値が1.1V程度に
なるはず。(Frsky製受信機の場合ね:0/3.3Vの矩形波だからね)
osd

_DSC4202

この辺の原理の復習をこちらの記事で書いてみた。
オームの法則から分圧回路の計算してデジタルオシロスコープで波形の変化を
確認してみた。

ここまで出来れば、後はOSDのファームウェアのソースコードの修正。

やることは簡単。

  • RSSIはCC3D MINI OP OSDで処理するって設定。
  • 僕のはKV team MODってやつらしいのでその設定。

この2つだけ。

っで、KV team MODって何だろうって調べてみたけどよく分からないのでとりあえず
放置したんだけど、これが大きな意味を持っていたんだよね。
RSSI信号やバッテリー電圧をCC3D MINI OP OSDで処理する場合はアナログポートを
使うんだけど素のOSDとKV team MODで使用するピンが違うんだよね。

だから、僕が先日からRSSIの表示値が変化しないって悩んでいたのはこれが原因。
異なるポートを監視していても正常な値にはならないもんね。

っで、ソースコードはここにあるからダウンロードして準備完了。
Arduino 1.06あたりでソースコードの修正とコンパイルと書き込みをして完了。
修正内容は(OSD_config.hArduinoScreenSnapz001

上の図のように
#define ANALOG_RSSI_ON_MINIMOSDと#define MICRO_OSD_KVTERMの先頭の
//を外し、#define RSSI_ON_FCの先頭に//をつけてコメントアウト。
これでコンパイルすればRSSI信号をCC3D MINI OP OSDで処理できる。

最後に、RSSI信号のmax/min値の生値確認をして設定変更。
CC3D MINI OP OSDをFTDI接続してOSD Config toolを起動しRead from OSDで
OSDの設定を読み込みRSSI Enable Rawにチェックを入れSave current tab toでOSDに
書き込む。
Parallels DesktopScreenSnapz006

送信機の電源はOFFの状態で、OSDを機体に接続しバッテリーを接続。
いつもと違うOSDブート画面が終わりRSSI表示位置に数字のあとに%が表示される。
その数字がmin値。
送信機の電源をONすると、その数値が大きくなる。これがmax値。

再度、FTDI接続してOSD config toolを起動しOSDの設定値を読み込む。
RSSI Min Valueに先ほどのmin値を打ち込み、RSSI Max Valueに先ほどのmax値を書き込む。
そしてRSSI Enable Rawのチェックを外しOSDに書き込んで終了。

あ、RSSI Warning Lebelは任意の数値を入れる事を忘れない!!

っが!上の動画のように今度はバッテリー電圧が・・・0V表示。

たぶん、原因はこれだと思い勘でなおした。そして、直った!!よかった。(Fligtbatt.h)

Parallels DesktopScreenSnapz008

そう、バッテリー電圧用のアナログポートは素のOSDのものと同じってことみたい。
KV tearm MODもどきな中華基板って事かなぁ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました