minimOSDを併用しiOSDminiでコールサイン表示する事ができた。その3(終わり)

Hobby



前の記事で書いたように
FTDI Basic Breakout USB-TTL 6 PIN 3.3 5Vと、MinimOSDでなんとコールサイン表示だけできないかと試行錯誤し
この記事でスーパーインポーズする表示をコールサインだけにする事ができた。

最後にDJI F450に搭載して表示確認をした。
搭載すると言っても、繋ぐだけじゃないので半田付け作業がいるんだけどね。


minimOSDの使用電源電圧の決定

MinimOSDは画像入出力側の部分と信号入出力側で使用電圧が異なるとの情報を知らず
最初は、5Vを供給せず画像入出力側に12Vを入力して動作せず悩んだ。
つまり、デフォルト設定は画像入出力側は12V(7〜12Vらしい)で
信号入出力側は5Vということ。

voltage

さて、どうするか少し悩んだ。
メインのバッテリーの使用可能時間を短くしたくないからジンバル等用に搭載している
3S1000mAHのバッテリーでまかなおうと思っていたんだけどMinimOSD
基板上にレギュレータは搭載していない。

結線を簡単にするために僕は5Vのみでの運用を行うことにした。
そのため、12V側回路と5V側回路を接続するために半田付け作業でジャンパーを結線。

minimosd-kai

これで、5Vのみで動作するのでNAZA M V2の空きピンから電源供給ができる。

TS832とiOSDminiとminimOSDおよびカメラとの結線

さて、次にFPV飛行のための画像送信に必要な機器をケーブルでつなげる必要がある。
画像情報の流れは
カメラで撮影した映像→iOSDminiでOSDをスーパーインポーズ
→minimOSDでコールサインをスーパーインポーズ→BOSCAM TS832で送信
って感じ。

図で書くとこうなる。(以前の図から変更)

FPVケーブル結線

BOSCAM TS832からでてる12Vはやはり使わないことになったので今まで通り
ショートしないように保護しておく。

結線して画像確認してコールサイン表示計画完了

最後に、ケーブル類を半田付けやコネクタで結線するんだけど中が必要な事がある。
MinimOSD表面のピン名称のシルク印刷に合わせてGNDを接続するとやばいです。

僕は、何も考えずNAZA M V2から5Vを5V表示ピンにつなぎGNDをGND表示ピンに
つないでしまい基板を燃やす寸前でした。
基板は熱くなったけど壊れる前にコネクタを抜いて助かりました。

pinname

5Vは5V表示のピンへ、GNDはBLK表示のピンへ接続する必要があります。
ただ、全ての基板がそうなのかは僕にはわかりません。

そして、FPVモニタでの表示確認です。

finish

ちゃんとコールサインが表示されました。
電源ONからコールサイン表示までのFPVモニター表示はこんな感じです。

ってことで、かかった費用は minimOSD : 1,026円 USB変換基板 : 659円 合計 : 1,685円 思った以上に安価にコールサイン表示ができた。

追記)
ヤフオクをみたら
この方法と同じminimOSDを利用したiOSDminiでのコールサイン表示方法で
3,700円以上で出品してる人がいますね。ぼったくりだな。
実費はminimOSDが1,100円ぐらいでUSB変換基板が600円ぐらい。
当然送料込みなので計1,700円ぐらい。USB変換基板は使い回しだから
実費1,100円が原価。
2,600円の利益かぁ・・・・
こんな事、eBayから基板購入して自分で試行錯誤すればできるのに・・・・
なんか転売屋みたいでいやな感じがする。

その後、動作確認して飛行しました。

コールサインの点滅をしてみた記事はこちらです。
コールサインを左から右に流れるようにした記事はこちらです。
そして、テスト飛行をして動作確認をした記事がこちらです。

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